バラの効能

仕事帰りに通るバラ公園は、わたしを心地よくさせてくれます。この五月は七時まで開園していますから、多くの方が訪れて来ます。バラといえば、よい香りのものが多く、やはりリラックスできます。
ダマスク系は、甘い香りがします。またキャベツのように花びらが重なっている、
センチフォリア系は大輪で強い香りがします。
原種は西アジアのものが多く、日本でも多くの品種が改良されています。
現代は、モダン系に改良されています。

五月の第2週は、「母の日」で日頃の感謝を込めて赤いカーネーションを送りますが、男性からの赤いバラの花束は女性にとって、憧れになります。花の束が大きい程、男性に思われているという、意識が高まるからです。わたしは、夫からは一度もプレゼントをされたことはないですが、赤いバラは、情熱を秘めていると思います。
香りの効能・色の効能、これらはバラ独特のものです。
ローズティなど、お茶を飲むのも癒しの効果です。
わたしの小さな町は、大阪の中堅都市で27万人程度が住む茨木市になりますが、バラは市の花です。もとは三島村でした。いばら道がほとんどの村だったそうです。
そのいばらみちから、いばらきになりました。
イバロードiba roadというわけです。いばら
つまりバラの花を市の指定にしました。
そして、市の中心から3キロ南に「バラ公園」がつくられました。
この公園が一番現代的です。
後は、古い神社仏閣ばかりです。
隣の街の高槻市は、ぐっと京都に近くなりますが、この茨木とはまったく違うイメージの街です。
古く大きな神社は、茨木神社です。片桐家がいた茨木城が起源だということです。

バラは、
アロマセラピーに似た香りの効能ですが、よくいわれるジャスミンのような心を静かにさせる癒しではなく、気持ちが華やぐ効果ではないでしょうか。
バラは、
漢字で「薔薇」と書きますが、日本人のほとんどは、この漢字をかくことは出来ないものです。
学校では、植物は、カタカナで表示するということを教えられています。
ばらに関する言葉として
「きれいなバラには棘がある」というたとえがよく使われます。
ばらの様に、美しい女性はクール過ぎるのでしょうか。