心休まる淡い色のバラ


グレイパールという名のバラは、南側にひっそり咲いていました。
愛犬と散歩していたら、何ともいえないくらいの可憐な姿に魅せられました。
愛犬は柵の外に待たせて、夕暮れの中で写真を撮りました。
めったに愛犬を置き去りはしないのですが、5分ばかり待たせました。
白のように見えますが、ピンクとグレーの中間の色です。
このゾーンは、どうやら淡い色のバラを意識的に植えているものと思いました。
横には、朝雲という、薄いピンクのバラがあったので、しばし、心が休まったような
気がしました。
「力丸くん、お待ちどう様、帰りましょう。」
すでに庭の掃き掃除を終えた我が家に戻りました。これから暑くなる時期、
日本の夏対策は、庭や玄関にうち水をするという風習は自然の省エネ対策です。
家の周りの太陽の照り返しの熱を冷ます、伝統的な智恵です。もちろん、
打ち水の前に、ゴミは掃いておくのが基本です。集合住宅であっても、洗濯ものを
干す場所や道に面したところに、散水すると熱を冷ませる効果が少しはあると、
思います。水道の水でなくても、お風呂の残り水、洗濯したすすぎ水を使うと節約に
なります。この場合の「打つ」というのは、
バケツの水を手を使ってまくことですから、「打ち水」と言われました。